従来はシステムの要件を全て決めてから開発をスタートする「ウォーターフォール型開発」が
主流でしたが、近年では、この開発方法では対応できない案件も増えており、「アジャイル型
開発」が注目されています。
「ウォーターフォール型開発」では
①顧客の要求がすべて決まらなければ開発に着手できません。
②将来使うかもしれない機能など、推測を交えて仕様を固める。
③作り始めると途中で変更することは難しく、すべてを作り上げることが優先されます。
このため、変更などの改変は全部のコードを書き終えた後に対応することになります。
④顧客・設計者・担当と役割別に分かれて作業を行うので意思疎通が少なくなります。
「アジャイル型開発」は
①業務を遂行する上で必須であるプロセスを実現する機能に絞り込んで開発対象を決める。
②優先順位で決められた機能を順次完成させていくため、入れ替えなど変更要求に柔軟に
対応できます。
③重要なところほど早い段階から検証されバグをなくす。
④お客様の意向を随時取り込むことができるチームで開発を行うので、全体で開発が最大限の
価値を持つよう考えることができます。また後期になるほど重要度が低いので、問題が
生じても全体への影響は少なく品質は高まります。
このような「アジャイル型開発」でのプロジェクト運用を進めています。
|